今回は秋のカナダハイキングの情報を充実させるため、視察に来ています。
さてまず訪れたのはオーロラ鑑賞で有名なイエローナイフ。
2泊すれば90%以上の確率でオーロラが見られる!というオーロラベルトの真下に位置する町です。*注:薄いオーロラも含めての鑑賞率です。必ずしも夜空を舞うようなオーロラとは限りません。
今回は車で数か所のビューポイントを回りオーロラが見やすい場所で観賞するのと、ボートで湖を渡りキャビンでオーロラの出現を待つものと2種類のオーロラ鑑賞に行ってきました。
まずは車で回るときはイエローナイフ郊外の撮影ポイントを車で回りオーロラの出現を待ちながら、様子を見ながらポイントを移動するというもの。それぞれ変化があって楽しめますが、周囲は真っ暗闇ですしあまり明かりを点けると周囲で撮影する人の迷惑になるのでホテルでカメラ操作の確認が必要です。現地では多少のF値やシャッター速度の調整をしながら撮影することになります。
次に湖をボートで渡るものですが、夜中にボートに乗ること自体貴重な体験です。今回はボートの上からすでにオーロラが見えました。そしてこちらの良い点はキャビンがあるのでキャビン内で暖を取れることです。カメラの調整もキャビンの明かりでできますが、キャビン内に持ち込むと外気温との温度差で結露するので要注意です。
そして、肝心のオーロラは、、、ばっちり2日間ともに現れてくれました。しかも冒頭の(注)に書いた薄いのではなくカーテンのようなオーロラです。この時期でも長時間外にいると冷えてくるので手袋なども含めた防寒着が必須です。そして撮影のための三脚と暗い中での作業用にヘッドランプか小さいランプも必要です。
↑右端のサーモンと同じに見えますが、右から2番目の2つが北極イワナのお寿司。あっさりとした極北の味覚です
↓Old Townの展望台からイエローナイフの街を
次回はユーコン準州よりオーロラ(出ればですが)と黄葉ハイキングをお届けします。
神崎 裕一